古くから着せ替え人形として、または裁縫の練習台として女の子とともにあった「市松人形」。
市松人形は、「ほうこ様」とも呼び、その子の身代わりとなる役目を持つお人形でもあります。
現代ではお節句に限らず各種贈り物として、また年間を通じてお家のディスプレーの一部として飾られています。
海外への贈り物、各種記念品等と用途は幅広く、大変人気があります
− 秀月作 市松人形
人形を誰よりも愛する人形師・映水作の「桐塑市松人形」。
江戸時代からの人形の伝統を守り続けた高級市松人形のご紹介です。
秀月は、映水作市松人形の「正規取扱い店」として、高級感あふれる市松人形をご提供します。
− 映水作 市松人形
人形を誰よりも愛する人形師・映水作の「桐塑市松人形」。
江戸時代からの人形の伝統を守り続けた高級市松人形のご紹介です。
秀月は、映水作市松人形の「正規取扱い店」として、高級感あふれる市松人形をご提供します。
【映水作 桐塑市松人形】
桐塑(とうそ)頭は、桐のおが粉に正麩糊を練り合わせ、頭の生地を作る工程から、全て1つ1つ丁寧に手作りされていきます。
映水作桐塑市松人形は、年月が経つほどに艶が出て味のある表情になり、同じお顔がひとつとしてない大変希少価値の高いお人形です。
【人形師・二代目 映水】
1940年 初代 映水、上京。人形師 及川映峰氏に師事し、岡崎市で人形師 映水として人形の頭製作を始める。
1972年 二代目映水、映水工房で製作を始める。
受賞、市松人形展 多数
経歴
年月 | 内容 | |
1940年 | 初代 映水、上京。人形師 及川映峰氏に師事。 | |
1951年 | 岡崎市で人形師 映水として人形の頭製作を始める。 | |
1972年 | 二代目 映水、映水工房で製作を始める。 | |
1994年 | ギャラリーアオヤギ 市松人形展 | |
名古屋三越栄本店 市松人形展 | ||
1995年 | 名古屋伝統産業協会より受賞 | |
1996年 | 東京 せ・ら~る 市松人形展 | |
1998年 | 古代市松人形「あいちの郷土工芸品」として認定 | |
2003年 | 名古屋三越本店 市松人形展 | |
市松人形「たくみ会」を結成。江戸時代からの技法で桐塑と胡紛出作る、伝統技法の市松人形を作る人形職人10を中心に活動を開始。 | ||
2004年 | 10月 | 東京浅草橋・吉徳にて、市松人形「人形微笑展」を開催 |
2005年 | 10月 | 東京浅草橋・吉徳にて、第二回「人形微笑展」を開催 |
古代御所で岐阜県知事賞を受賞 | ||
2006年 | 2月 | 人形微笑展 大阪 帝塚山ギャラリーにて |
3月 | 人形微笑展 名古屋丸善ギャラリーにて | |
4月 | 丸善岡山4人展 | |
7月 | 丸善仙台4人展 | |
10月 | 東京浅草橋・吉徳にて、第三回「人形微笑展」を開催 | |
2008年 | 6月 | 名古屋市議会議長賞受賞 |
9月 | 銀座ギャラリー近江にて市松人形展 | |
10月 | 東京浅草橋・吉徳にて、第五回「人形微笑展」を開催 | |
その他受賞、市松人形展多数 |
市松人形の由来
着せ替え人形の一種である「市松人形」は、徳川吉宗の時代に実在した歌舞伎役者・佐野川市松に似せて作られた人形がその起こりという説が有力である言われています。
その他、当時「市松」という名前の子供が多かったことから、子供の人形のという意味で「市松人形」と呼ばれという説、市松模様の衣装を着せて売られていたことから、「市松人形」と名付けられたという説もあります。
市松人形の歴史
「市松人形」が世に出た江戸時代には、女の子の遊び道具、または裁縫の練習台などとして親しまれました。
その後、明治・大正時代は京都と東京で盛んに作られていましたが、昭和2年にアメリカから「日本の雛祭りに一緒に飾ってほしい」と送られてきた友情人形12,739体のお礼に、市松人形58体をアメリカの各都市に贈ったことがきっかけで、市松人形は一躍有名になりました。
元来、父方の祖父母から初めての三月節句に贈られるのが習慣となっていますが、出産祝いの他各種贈り物として、国内だけでなく海外でも大変喜ばれます。
市松人形の種類
「市松人形」には男女があり、男の子は羽織等の正装、女の子はおかっぱ頭で振り袖というスタイルが代表的な人形です。