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市松人形の紹介

由来

 着せ替え人形の一種である「市松人形」は、徳川吉宗の時代に実在した歌舞伎役者・佐野川市松に似せて作られた人形がその起こりという説が有力である言われています。

 その他、当時「市松」という名前の子供が多かったことから、子供の人形のという意味で「市松人形」と呼ばれという説、市松模様の衣装を着せて売られていたことから、「市松人形」と名付けられたという説もあります。

歴史

イメージ 「市松人形」が世に出た江戸時代には、女の子の遊び道具、または裁縫の練習台などとして親しまれました。

 その後、明治・大正時代は京都と東京で盛んに作られていましたが、昭和2年にアメリカから「日本の雛祭りに一緒に飾ってほしい」と送られてきた友情人形12,739体のお礼に、市松人形58体をアメリカの各都市に贈ったことがきっかけで、市松人形は一躍有名になりました。

  元来、父方の祖父母から初めての三月節句に贈られるのが習慣となっていますが、出産祝いの他各種贈り物として、国内だけでなく海外でも大変喜ばれます。

種類

イメージ 「市松人形」には男女があり、男の子は羽織等の正装、女の子はおかっぱ頭で振り袖というスタイルが代表的な人形です。

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