袋井市のT様は秀月オリジナルの高級収納飾りのお雛様

こんにちは、人形の秀月 十七代目です。

袋井市のT様より、秀月オリジナルの高級収納箱飾りのお雛様をお選びいただきました。

T様は、袋井店があった時の私が20代の若かりし頃をよくご存知の方で、父や兄の事もよく知る方です。

当時は大変お世話になり、この度女の子のお孫さんがお生まれになったとの事で、ご来店くださいました。

私の20代の頃を知る貴重な方で、つい当時の話しで盛り上がり「自分も若かったな・・・」と恥ずかしいやら懐かしいやらですね。

しかし、こうして「秀月さんで」とご来店下さりお選びいただける事は本当にありがたく、こうした方々にささえられているのだなとつくづく思います。

お選びいただいたのは、秀月オリジナルの可愛らしくも高級収納箱飾りのお雛様。

「お人形は大きくて見栄えがする方がいい」というお客様は多く、お飾りはコンパクトとおっしゃる方でも、お人形はできるだけ大きくされたい方は多いですね。

例えば、幅50cmのお飾りであれば、その50cmの中で大きく見栄えのするお人形という感じです。

製造元としてこれは五月人形でも共通する事で、小さい飾り台の上にはより小さいお人形が載っている事がほとんどで、それは仕入れる側の人間(お店)がその様にしている訳で、お人形本体の金額からすると「小さいから安い」というのは間違いで、小さいからと衣裳やお顔などの質を落としてあるのであれば別ですが、同じ金襴等を使用し手間は大きくても小さくても同じですから金額的に大差無く、それならば決められた飾り台の中でバランスを取りながら出来るだけ多い方が良い訳です。

お客様が「コンパクト」とおっしゃられる殆どが飾り台の大きさで、お人形の大きさではありませんので。

五月人形も全く同じで、お飾り全体の大きさはそこそこでも、お人形自体は大きい方がより良く映える事が基本です。

お顔は、秀月のお顔としてもご好評いただいている凛々しくも綺麗なお顔のお雛様。

もちろん、衣裳に合わせお化粧を施してあり、きちんとバランスも取られていますので、胴体、衣裳全体のラインとお顔のラインが整って余計に綺麗に映える訳です。

こうした事が、それぞれの良さを引き出し、お人形をより良く映えさせるということ。

「このお顔が流行ってます」といった様な、単純なやり方はいたしません。

お顔もお人形も育てるもので、「人形は顔が命」とも言われますが、その命を吹き込むのが私の仕事です。

衣裳は優しい白というよりもオフホワイト地で、全体に桜を散りばめ、特にお袖部分が目立つ様にと雪輪文様の中に桜が描かれ、さらに桜の刺繍も施されております。

雪輪文様とは、雪の結晶の六角形を曲線で結んで円形にした吉祥文様で、五穀豊穣や繁栄、長寿の意味が込められ、冬だけでなく夏着物にも使われる通年で楽しめる縁起の良い柄で、平安時代からあり江戸時代に広まり、着物や帯、和小物など幅広く用いられ、他の吉祥柄と組み合わせて使われることも多い文様となります。

落ち着いて可愛らしくも上品な衣裳ですね。

背景となる屏風にも同じ模様を使用し、お洒落度を高めながらトータルコーディネートする事で、幼稚な可愛らしさではなく、品のある可愛らしさを持たせてあります。

その桜の柄はお飾り台正面にも使用しておりますので、より春らしく華やかになる様にと。

収納箱兼飾り台と屏風は、全体を高級溜塗を施し少し赤味かかったワインレッドですので、より可愛らしさと高級感が出ております。

それでも子供っぽくなり過ぎない、少し大人な可愛らしさに仕上げてありますので、流行に左右される事無くお子様が大きくなられても十分にお飾りできますから。

こうした事も、何処にでもあるお飾りとはひと味もふた味も異なる、綺麗なお飾りですので。

こうして仕上られるお飾りですが、T様は私がこうして説明するよりもご存知かと思います。

なにせ、父の若かりし頃もご存知ですので、どういう仕事をするかお分かりかと。

T様この度は、秀月オリジナルの高級収納箱飾りのお雛様をお選びいただき、誠にありがとうございました。

お飾りされるお部屋を優しい春の日差しで包み込むかの様に華やかにし、可愛いお子様・お孫様をしっかりとお護りいたしますので。

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十七代目 人形の秀月は皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

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人形師 甲冑師 十七代目 人形の秀月

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