袋井市のO様は伊東市にお住いのお孫さんに真多呂作 木目込み人形

こんにちは、人形の秀月 十七代目です。

袋井市のO様より、伊東市にお住まいのI様の可愛いお孫さんにと、真多呂作 木目込み人形の立雛をお選びいただきました。

O様はお嬢様のI様と一緒にご来店され、一旦は帰られましたが後日再来店され、コンパクトでも良い物をと真多呂作の立雛をご指名でお選びくださいました。

昨今では、木目込み人形というカテゴリーが一部の小さくて可愛らしい安価と流行りの様にもなっておりますが、作者や製造元、販売店をしっかりと吟味しなければ、その手軽さに騙されて?しまう恐れもあります。

実際にあったのですが、お客様でオークションサイトで購入された木目込み人形で、名の知れた作者名のもので出品されており購入されたそうですが、実際は今回の立雛の様に手が付かないのですが手が入っており、私が見せていただいたところ、木目込み人形では使用する事の無い球体間接人形の手が入っていました。

もちろん素人には分かりません。

そして、「手が入っているのに付かないんですか?」となり、説明すると納得されました。

今回はその手を使用しないだけで事は済みましたが、逆に足りないとなると一大事で、その前にオークションサイトや個人売買で購入された物に関しましては、最後まで自己責任としていただき、ご相談や修理等は一切お断りいたしております。

その時は知り合いの方でしたので拝見させていただきましたが、基本的には受け付けておりません。

他にも著名な木目込み作家の雛人形でとても高価なのですが、中身が軽い為に重さを出すため別で重りを入れてあるとも。

上記の様な事から、極端に安価であったり値引きされていたりするのは危険で、しっかりと作者の顔が見え、信頼のおけるお店でお買い求めされる事を強くお勧めいたします。

さてO様の立雛ですが、立雛ならではの様式美を活かした雛人形は、段飾りのような派手さはありませんが、なんともシンプルで、人形自体がより引き立ち場所をとらずコンパクトに飾れるのも魅力のひとつです。

真多呂とは280年の伝統技法を現代に受け継ぎ、木目込み人形発祥「上賀茂神社」認定、唯一の正統伝承者で「木目込み人形」の技を継ぎ、磨き上げられた伝統技法を現代に伝えるのが真多呂人形です。

大正8年創立の真多呂人形は、江戸時代の元文年間からおよそ280年受け継がれてきた伝統工芸品である木目込み雛人形・五月人形などを制作しております。

いまからおよそ280年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重が作った人形が「木目込み人形」の始まりとされています。

現在の木目込み人形は、明治以降様々な変化を経て発展しました。東京の人形師・吉野栄吉が京都から木目込みの技術を持ち帰り、これに改良を加え、現代木目込み人形の基礎を築きました。

初代金林真多呂は栄吉の息子の喜代治に師事、新たに創意工夫を加えて、独自の雅やかな真多呂人形を完成させたのです。

上賀茂神社から木目込み人形の正統伝承者として認定を受けているのは真多呂だけです。

そしてこちらの立雛は伝統的工芸品となります。

これは、伝統的工芸品を示すマークで、日本古来の歴史と風土に育まれ受け継がれてきた生活用品の中でも、経済産業省制定の伝産法の規定を満たしたものが伝統的工芸品として認定されます。

真多呂人形は全て伝統工芸士・金林真多呂のデザインによって原型がつくられ、全て手作業で制作されています。

その中でも、経済産業大臣が指定した技術・技法、原材料で制作され、産地検査に合格した作品には伝統証紙が貼付されます。

そしてこちらの子は子供顔のお雛様になりますが、真多呂人形の幼顔で人気のお顔がこちらの子供顔です。

お顔だけでなく、お人形の体全体にも丸みをもたせ全身から愛くるしい雰囲気が漂い見ている人の気持ちを和ませる親王。

上質な正絹の衣裳をまとったベビーフェイスの親王飾りで、その光景は華やかで初々しく見れば見るほど愛着を感じてきますね。

目は最近では入れ目(瞳入り)のお顔が多く出回っていますが、昔からの伝統技法で面相筆で一本一本線で描く『書き目』のお顔になっており、当店では98%のお客様がこの書き目の子を選ばれます。

それだけ歴史のある『書き目』のお顔ですので、飽きも来ることなく見れば見るほどにあじが出てお子さんが大きくなられ価値が分かるお顔ですので。

そしてお客様も、木目込み人形といえばこの『書き目』のお顔というのをご存じなんです。

こちらの立雛ですが、大きさは間口33cm 奥行27cm 高さ38.5cmとなり、コンパクトながらも上質なお飾りになります。

コンパクトにお飾りできながら真多呂品質のお飾りで、手軽にお飾りでき、末長くお飾りする事もできますね。

こちらの真多呂作 木目込み人形が伝統的工芸品ですので高価なお品となりますが、それにはそれだけの理由がきちんとありますので。

周りのお道具類や販売方法に捕らわれない、お人形自体の価値として伝統的工芸品マークがその証となり、可愛いだけではなく美しい木目込み人形として末長くお飾りいただけます。

O様・I様この度は誠にありがとうございました。

可愛らしく上質な真多呂作 木目込み人形で、楽しい初節句をお祝いくださいね。

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十七代目 人形の秀月は真多呂作 木目込み人形 正規販売店として、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

現在ショールームでは五月人形への飾り替えを行っております。

ありがたい事に既にご成約もいただいており、もちろんご覧いただく事は可能ですが、出揃うにはもう少し制作にお時間が掛かる事をご理解いただき、他店をご覧になりながら焦らず急かさたら余裕の表情で品定めをし、「この作者はどういう人ですか?」という販売店にとっては際どい質問をしながら、今しばらくお待ちくださいませ。

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人形師 甲冑師 十七代目 人形の秀月

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