菊川市のM様は秀月オリジナルの着用兜 30号 伊達政宗公 収納飾り

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菊川市のM様より
秀月オリジナルの着用兜
30号 伊達政宗公 収納飾りをお選びいただきました。
M様は2016年に
菊川市のM様と収納タイプのお雛様
をお選びいただいているお得意様。
またこうして
ご来店いただける事は
本当にありがたい事です。
お選びいただいた
伊達政宗公の着用兜は
兜鉢が30号という一般的に多い着用兜よりも大型で
十八間の鉄片を一枚一枚丁寧に矧ぎ合せ覆輪を巻いて造り上げられた本格的な兜鉢。

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一般的に多い着用兜が
23号・25号という大きさでプラスチック製が多い中
30号というひとまわり大きく本格的な矧ぎ合せ鉢は
本物の兜と同じ作りになりますので重量感・高級感は見比べると圧巻ですね。
こちらの
矧ぎ合せ鉢の使用した兜の製作風景は
秀月オリジナルの着用兜製作中 徳川家康 伊達政宗
をご覧ください。
その工房も
実際にご覧いただけますので。
弊社の場合
自社工房にて制作しておりますので
こうした大きな兜鉢を使った着用兜を制作できる訳ですが
もちろん一部分がプラスチック製の兜も制作しておりますが
殆どのお客様は見比べてこちらの矧ぎ合せ鉢の兜を選ばれますね。
「鉄板というと重いのでは??」
と思われるかもしれませんが・・・
これは
実際に手に取って
ご覧いただくのが一番ですが皆さん驚かれますので。
そして
こちらの伊達政宗公の着用兜ですが
明るく上品になる様にと金小札(きんこざね)を使用しております。
縅(おどし)は
紺糸縅で耳糸を黄色とし
実際の伊達政宗公と同じ配色に。
吹き返しには
特殊な素材を使用し
美しい金鍍金が施されたもの。
こうした所もに
プラスチックは使用しません。
錣(しころ)と呼ばれる
吹き返しから後ろの首を守る
紺糸と黄色の耳糸で編まれてる部分ですが
正面から見ると兜がより大きく映える様にと
あえて大きく広げた状態で取り付けてあります。
これだけでも
随分と大きさがでてきますので。
政宗公のシンボルの
三日月の前立てですが
こちらは光沢を抑え砂地という特殊な鍍金を施してあります。
形状も
立体的にし
品よく重厚感が増す様にと。
(写真では三日月部分にピンが二つ付いていますが実物にはは付きません)
忍緒は
あえて紺色とし
両側で結ぶ無双結び。
袱紗(ふくさ)は
古来から高貴な色とされる古代紫。
そして
弓太刀の紐類もこだわり
紺色で統一してあります。
飾り台兼収納箱は
桐製で黒を基調とし
政宗公らしく兜を引き立てる様に。
背景の屏風は
写真では虎と竹の透かし金具を使用しておりますが
龍と虎に変更してより勇ましく映える様にと仕上げらております。
この時
下地の金を銅に変更し
より重厚感を持たせてありますので。
こうした
言われなければ気付かない様な事は
制作する側のちょっとした粋なこだわりでして。
伊達政宗公を選ばれる方は
やはりシンプルな良さを好まれますね。
そして
強く格好良くお洒落である事も。
まさに
伊達男(だておとこ)の通りですね。
M様この度は
秀月の着用兜 伊達政宗公 収納飾り
をお選びいただき誠にありがとうございました。
きっとM様のお子さんも
政宗公の様な伊達男に育ってくれる事でしょう。
十六代目 人形の秀月/一心は
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

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