縁起物 熊手と笊(ざる)

こんにちは、人形の秀月 十七代目です。

磐田の見付天神 矢奈比賣神社様へ熊手と笊(ざる)を求めに。

毎年購入させていただきショールームにお飾りしております。

熊手や破魔矢は多くの方が購入されていますが、笊(ざる)は珍しい様で。

という事で、熊手と笊(ざる)について少々。

お正月の熊手(くまで)は「福や金運をかき集める」縁起物で、酉の市で有名ですが、家庭でも商売繁盛や開運招福を願う正月飾りとして飾られ、笊(ざる)は熊手と一体になった「みの熊手」などで使われ、全体が「福をかき入れる」様子を表し、お多福面や小判など縁起物が豪華に飾られます。

熊手とは、熊手は元来、落ち葉などをかき集める道具ですが、それが転じて「福や金運をかき集める」「運をかき込む」縁起物とされています。

由来は、鷲が獲物を掴む様子や、日本武尊が東夷征討の勝利を感謝した際、熊手を奉納したという説などがあります。

笊(ざる)との関係は、熊手の種類の一つに、竹ざるの中に「お多福面」や「升(ます)」などを入れた、比較的にシンプルな熊手があり、「みの熊手」と呼ばれます。

縁起物として笊自体も「すくい取る」「ためる」意味合いを持ち、熊手と組み合わせることで、より多くの福を「すくいとる」「ためる」という縁起が強調されます。

お飾りの仕方は、神棚や玄関などと同じで清浄な場所にお飾りし、目線より高い位置に飾るのが基本で、ホコリを避けて清潔に保つことが重要です

方角は、熊手を飾る方角は北以外で以外が良く、玄関に飾る場合は入り口(外)に向けて、神棚なら神棚の横に飾るのが基本です。

こう見ると、昔から神棚やお仏壇の方角というのも同じで、厳密にいうとお雛様や五月人形をお飾りする場所や方角も。

こうした事は、家相・地相・方位等にも関係してきますので現在では必ずとは言い切れませんが、出来る限りその様にしてあげるのがよろしいのではないでしょうか。

つい話しが脱線してしまいますが、お正月の熊手と笊は、福を「かき集める」「すくいとる」縁起物として、一年間の開運・商売繁盛を願う大切な正月飾りであり、正しい飾り方と習慣を守ることで、より大きなご利益が期待できるとされていますが、こうした事はやはり神頼み的なものではなく、普段のご自身の考えや振る舞いであり、これらをお飾りしたから良くなるというものではなく、ひとつのきっかけとしてお考えいただき、お飾りされてはいかがでしょう。 

日本の伝統的な物は、しっかりと意味いわれがあり、実はとても奥深いんですね。

これは、お雛様も五月人形等も同じです。

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創業400年 節句人形 製造元
人形師 甲冑師 十七代目 人形の秀月

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