こんにちは、人形の秀月 十七代目です。
親友と磐田市の『きんつば』で有名な又一庵さんのカフェ、マタイッコタベタイカフェさんへ。

彼とは小学校2年からの幼馴染で、良くも悪くも全てを知る親友のひとりです。
「久し振りにかき氷を食べに行くか」という事で目的のお店へ向かったのですが、あいにく定休日でお休みで、もう一軒の昔ながらの所も定休日でお休みで、行き着いたのが又一庵さん。
又一庵さんは、磐田市で創業明治四年の老舗で『きんつば』で有名ですね。
以前は、お店で職人さんがきんつばを焼いていて、焼き立てをいただけたりもして、それがとても美味しかった記憶があります。
そこでしかいただけないというのが、また良かったですね。
カフェも出来たというのは聞いていましたが、なかなか伺う機会もなく。
今回、かき氷が目当てで彷徨い辿り着いた訳ですが、お互い歳も歳ですので甘い物は控ええなければなりませんし、サッパリとした昔ながらのシンプルなかき氷が目的だった訳ですが。。。
彼は夏限定の「きんつば氷」を注文し、対する私は「お抹茶」といきたいところでしたが、大トロわらび餅」をチョイス。
もちろん美味しそうなのですが、双方ともなかなかのヘビー級で糖分を控えなければならない私たちにとっては、挑戦的な「きんつば氷」と「大トロわらび餅」です。
おじさん二人が、仲良くこんなにも可愛らしい物をいただいている光景は異様かもしれませんが。。。
「大トロわらび餅」は、自分でカットして蜜をつけたり、きなこをつけて、最後は、残った蜜や、きなこと、細かくカットしたわらび餅を入れた、ミルクのドリンクで、わらび餅ドリンクも作れちゃいますとの事で。
わらび餅は好きで、以前都内でいただいたわらび餅がとても美味しく、そこのわらび餅ばかりをいただいて、わらび餅といえば姿形といい、そういうイメージがありましたが良い意味で固定概念を覆された気分ですね。
これはこれで楽しみながらいただけますので、自分で小さく切ってはきな粉と黒蜜と塩昆布でいただいていました。
これだけいろいろな物が用意していただいているのにも関わらず、昔ながらのきな粉と黒蜜と塩昆布なんですね。
「やっぱり塩昆布、美味しい・・・」と、お茶が欲しくなるのは歳のせいでしょうか・・・
わらび餅自体も「大トロ」というだけあり、とても大きくヘビー級でしたので、ミルクのドリンクに入れ「わらび餅ドリンク」まで、残念ながら辿り着くことが出来ませんでした。
「最近の若い子達は、こういうの全部たべちゃうのかね・・・」と言いながら、その場に似つかわしくないおじさん二人で、美味しく楽しくいただいておりました。
美味しくいただき、血糖値を気にしながら二人して「運動しなきゃいかんら」などと糖分を消費する事言って会社へ戻りました。
どうやら彼は、予め昼食を減らしておにぎり一個にしてきたそうな。
さすが、頭の良い人は違うな・・・と。
美味しくいただける磐田市 又一庵 マタイッコタベタイカフェ。
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