こんにちは、人形の秀月 十七代目です。
涼を求め白糸の滝へ。

何十年ぶりかに訪れましたが、綺麗ですね。
昔はあんなに綺麗な駐車場や売店はあったかな・・・と思い出そうとしても思い出せないくらい昔なので分かりませんが、お洒落な売店から歴史を感じる売店まであり、つい吸い込まれてしまいます。
あえて遠回りをして、気持ち良いドライブコースを走ってきましたが、自然の中を走るのはやはり心地よいですね。
多くの人が訪れていましたが、〇国人が多く、マナーを守らず。。。
せっかくなら、マナーを守って皆で楽しんでいただきたいなと思います。
さて、天下の名瀑としてその名を轟かす白糸ノ滝は、富士山の雪解け水が上部の水を通す地層である新富士火山層と、下部の水を通さない地層である古富士火山層の境の絶壁から湧き出しているそうで。
国の名勝及び天然記念物。(平成2年日本の滝百選に選定)
幾筋もの絹糸をさらしているようで、優しく、女性的な美しさでと書かれている通り、どことなく色気を感じてしまいますね。
あまりの暑さでしたので、「あの水を飲んだら美味しいだろうな・・・」とか「あそこで泳いだら気持ち良いだろうな・・・」などと邪念に駆られてしまいます。
滝まで距離があり階段を下りますので、一番暑い時間帯だと少しキツイかもしれません。
それにしても水もクリアだし、冷たくて美味しそうだなと。
やはり、滝の近くは気持ち良いですね。
「昼間は、ここで仕事できたらなぁ・・・」と完全にオフモードに入り、大したことも考えず、しばらく眺めて次は音止めの滝。

大量の水が水柱となって高さ25mの絶壁から、瀑音を響かせて落下するこの滝は、男らしくゴーゴーと音を轟かせて水が落ちています。
白糸の滝と正反対な感じですね。
迫力がありますので、滝と言う意味では見応えがあるかもしれません。
しばらく音止めの滝を眺めながら、「この水は飲めないな・・・」とか「ここで泳いだら・・・」などと、暑さにやられてしまい相変わらず大した感想が思い浮かびまん。
でも、ちょっと潜水しながら滝壺に近づいてみたい気も・・・などと大人げない発想をしながら眺めていました。
ただ、あまりの暑さで早々に退散です。
その途中

綺麗な花が咲いていて、あまりの可愛らしさに写真を撮って癒されてしまいました。
何の花かは分かりませんが、こんな石のところから出てくるくらいですから、鍛えられている分、綺麗に可愛らしく咲くのでしょう。
好きですね、こういうの。
そして、少し歩いて正面を見上げると

富士山が・・・
まだ一度も登った事も無く、近くへ行った事もありませんが、綺麗とは裏腹に山中は厳しい環境なのだろうなと。
陰と陽があるのと同じで、美しいものほどそれと同じくらいの危険もあるとか。
しかし、この角度で雪が積もった富士山が見る事ができれば最高ですね。
そんな事を考えながら、あまりの暑さで熱射病なのか熱中症なのかなんなのか、少し頭も痛くなってきたので帰路へ。
この辺りも少しは涼しいかと思いましたが、今年の暑さは異常気象で手強そうです。
今度は、未だ涼しい早朝に訪れてみたいですね。
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人形師・甲冑師 十七代目 人形の秀月