浜松市天竜区のO様は秀月オリジナルの高級羽子板飾り

こんにちは、人形の秀月 十七代目です。

浜松市天竜区のO様より、浜松市中央区にお住いの可愛いお孫さんへと、秀月オリジナルの高級羽子板飾りをお選びいただきました。

実はO様、代々秀月の上得意様。

写真は35年前のお雛様ですが、現在でもそのお雛様は写真の様に親王飾りとして市松人形も毎年お飾りされております。

当時お選びいただいた七段飾りですので、幅は150cm近くで秀月オリジナルのお雛様として、衣裳に秀月の銘が織り込まれている特注品で、大変貴重なお雛様で現在では制作することが出来ません。

そして秀月オリジナルの最高級の天冠が付き、杓と扇は象牙を使用しております。

作札には護守護雛 重楽亭秀月と銘が書かれ、この護守護雛は商標登録されており、縁起が良いと大変ご好評いただいております。

重楽亭秀月も、十六代目の父が一時期使用していた銘で、特に高級品等に使用していました。

そして今年の三月には、地域限定販売鯉のぼり 金彩の輝き 光輝をお選びくださり、2020年には富士宮市のS様は秀月オリジナルの伊達政宗公の大型の鎧飾りをお選びくださり、2023年には浜松市中区のU様は秀月オリジナル徳川家康公の兜飾りとお選びくださっております。

浜名湖弁天島の鰻と創作フレンチのお店『粋月楼』さんに出店させていただいた時にもお立ち寄りくださったりと、何かと面倒を見て下さいまして。

本当にありがたい事で、こうした方々が代々秀月を支えて下さり、お客様を紹介して下さっております。

そして昨日、私のプライベートLINEに連絡が入りまして、ご来店くださいました。

「お久し振り。今度は女の子が生まれてね」と嬉しいご報告をいただき、羽子板を。

私も嬉しくて、つい話しが盛り上がってしまうのですが・・・

「昔みたいに大きな羽子板は難しいけど、かといって小さな羽子板は違う」とおっしゃられ、お選びくださいました。

お選びいただいいた羽子板は、昔ながらの伝統的な押絵羽子板で、ピンクと赤のお袖を用いた可愛らしくも華やかな羽子板飾り。

お顔の表情も、伝統的な美人顔を用いていますが、大きさにより表情が異なりますので、その辺りを含め吟味されました。

実は同じお顔に見えても違うんです。

お嬢様にも連絡を取りながらワイワイと楽しく、「この子がピンクがいいっていうから」とお選びくださいました。

左のお袖には、絢爛豪華な赤い高級金襴を用いて美しく。

右のお袖にはピンクの有松絞りで可愛らしく。

帯には鶴の柄を。

これらをより立体的に動きのある様に仕立てた、立体振袖となっておりこれは特許製法となります。

ガラスケースは少し赤みが入り、台座には赤に金が入った豪華な仕上げで、可愛らしい鞠飾りも付き、もちろん「つくばね」もお付けいたしますので。

ずっと楽しく会話をさせていただきながら大いに盛り上がり、マスクの下で笑ってばかりで思わず老眼鏡が雲ってしまいました。。。

そして、次のお約束を下さいまして。

O様この度も秀月オリジナルの羽子板飾りをお選びくださり誠にありがとうございました。

当日は私がお届けいたしますので、ご安心くださいね。

こちらの羽子板が、産まれたばかりのお孫さんをしっかりとお護りいたしますので。

例のアレ、今年はたっぷりとお送りいたしますね。

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