暑い日が続きますが
工房は人形創りが続いております。
写真は
人形の足に
穴を開けているところ。
もちろん
右足左足があり
真っ直ぐに適切な角度で開けなければ
次の仕事がやりにくくなってしまうので気が抜けません。
力を抜けば
ドリルの力に負け
足がクルクルと回ってしまい
ドリルの刃で怪我をする恐れもあるので。
こういった
仕事をするにあたり
自分の仕事をこなす事も大切ですが
次の人や次の仕事の為の仕事をする事が大切。
常に
そういった事を考え仕事をしてゆくと
自然と丁寧になり結果的に早く仕事が済む様になります。
お客様の為
というのはその次です。
自分の仕事を
きちんとこなせなければ
お客様の為の仕事はできません。
こうした考えは
ベテランの方々は
普通な事として心得ておりますので。
さて
その前に
注目していただきたいのが
チラと映っている電動ドリル。
かれこれ
40年以上は経つ
数少ない電動工具のひとつですが
未だ現役で働き続けてくれております。
故障はゼロ。
工房には
もっともっと
古く貴重な手動の工具や
機械が今だ現役で働き続けてくれております。
ありがたい事ですね。
そんな
お爺ちゃん
お婆ちゃん工具や
機械に見守られながら
日々黙々と創り続けております。
こうした道具を
大切にしない者や
整理整頓できない者には
間違いなく良い仕事はできません。
人形の秀月
人形工房一心
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