とらや菓寮 御殿場店

こんにちは、人形の秀月 十七代目です。

ふらりと、とらや菓寮 御殿場店へ。

いつもは、とらや工房へ伺うのですが、じつはこちらの「とらや菓寮 御殿場店」も好きで伺います。

この季節になると食べたくなるのが、定番のかき氷で、上品な甘さの白小倉餡に、和三盆糖でつくられた抹茶蜜を組み合わせた「宇治みぞれ」が美味しいのですが、あえて『ひやし汁粉』

そこに、あえて温かいお抹茶を付けます。

この組み合わせ、大好きでして。

白玉と氷を浮かべ、夏らしく涼やかに仕上げた、和三盆糖仕立ての冷たいお汁粉。

「こしあん」と「つぶあん」が選べるのですが、「つぶあん」派です。

若い頃は「こしあん」が大好きだったのですが、この歳になって「つぶあん」が良くなりましたが、同じ餡でも口に甘さが居続ける様な甘さは無理で、甘さ控えめというのかさっぱりとした餡が好きですね。

何気ない器かもしれませんが、少し厚みのあるボコボコとした昭和のガラスの様な雰囲気も好きで、涼やかに感じますね。

そこにトロッとした餡があり、その中に大き目の氷と白玉が三つ。

たまらないビジュアルです。

控えめな上品な甘さで、「これなら何杯でもいけそう」と思ってしまいますが、あえてこの量が丁度良いんですね。

そして、その横にさりげなく添えられた「塩昆布」が、またいい仕事をしてくれる訳です。

お抹茶も硝子の器で、とても涼やかで見ているだけでも楽しくなってしまいます。

不思議と、お抹茶の色も泡たち具合も、美味しそうに見えるのは気のせいでしょうか。

温かいお抹茶ですが、硝子の器で見た目には涼やかで、冷たい「冷やし汁粉」と温かい「お抹茶」の相性も良くて。

全てが冷たいと、お腹が冷えてしまうので。

「冷やし汁粉」の甘さを、少し渋めのお抹茶で流して、口直しに塩昆布。

この時の塩昆布は大活躍ですね。

一人で大きなガラス越しに外を眺めボーッとしながら、美味しい「冷やし汁粉」とお抹茶に塩昆布で癒されながら、仕事のアイディアなんかを考えたりも。

こちらの、とらや御殿場店自体の空間が好きで、ここでは仕事の事を考えている事が多いですね。

もちろん、とらや工房も好きでよく行きますが、そことはちょっと異なる大人の雰囲気で、静かにいただける場所ですので、私も時折伺わせていただいております。

一人でのんびりといただいて、至福のひとときですね。

ちょっとした贅沢なひとときに、とらや御殿場店おススメです。

お腹も落ち着いたところで、せっかくならば足を延ばしてみようと、ある場所へ向かいました。

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人形師・甲冑師 十七代目 人形の秀月

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