こんにちは、人形の秀月 十七代目です。
今日は、おついたち詣りに周智郡森町一宮の小國神社へ。

さすがの猛暑でセミも鳴く元気が無いらしく、子供たちは学校が始まったので川遊びをする姿も無く、とても静かでしたね。
この猛暑の中でも参拝される方は多く、こう何十年と通っていると馴染みの車を目にする様になるので、「あ、来ているな」となんだか安心感もでてくる訳です。
参道もさすがに暑く、池の鯉も静かなもので、水面は凪の様に静まり返っていました。
境内は石の照り返しでさらに暑く感じましたが、ミストシャワーもありますので涼むこともできますので。
その様な中でも皆さん熱心に笑顔でお詣りされているので、私も一緒にお詣りさせていただきました。
今回も後ろに並ぶ事なく、落ち着いてお詣りでき、いつもの様にお礼を述べ決意も。
しかし、ここであまりかしこまって気合の入った決意をしてしまうと、後々不必要なプレッシャーにさらされてしまいますので、若干控えめに。
などと、普段のと変わらぬ会話をさせていただく様な感じで、お詣りさせていただいております。
ちなみに、時折お賽銭を投げ入れる方がいらっしゃいますが、お子さんを含め私はNGだと思います。
小さなお子さんであれば、親が教えてあげるべきではと思うのですが、教えてあげれば子供は「そういうものなんだ」と理屈ではなく身についてきますから。
それも「躾」で、外見には惑わされない、身を美しくするひとつです。
という事でいつもの御神籤を。
今月の教え
「仕事は自ずから創るべきで、与えられるべきではない」
これは父(十六代目)も常に言っていましたし、つい先日親友との会話の中でも出た話題です。
何気ない事かもしれませんが、これを思って仕事をする人としない人とでは、その差は後々大きな差として表れますので。
不思議と毎回、この様にお答えをいただけるのは、本当に有難い事です。
この後、ちょっと寄り道をし会社へ戻り、ショールームで物差しとメジャーを振り回しながらゴソゴソやっていましたが、見事今年度4度目の軽い熱中症となりました。
画像・文章等無断転載禁止
伝えたい日本の心 美しい伝統
江戸時代初期から創業400年
人形師・甲冑師 十七代目 人形の秀月