こんにちは、人形の秀月 十七代目です。
今朝は、おついたち詣りへ周智郡森町一宮の小國神社へ。

風も無く曇りで湿気も多かったですが、それでも参拝者の数はあり、川遊びをするご家族連れ等で賑わっていました。
毎月お見掛けする方もいらっしゃるので、そうした方々を発見すると何故か安心したりするものです。
伺った時に、ちょうど神主の方たちが列をなして拝殿にはいられるところでした。
タイミングも良くお詣りさせていただいていると、神主さん達が履かれている浅沓(あさぐつ)が並んでいる訳ですが、この浅沓(あさぐつ)も、足の甲が触れる場所に込(こみ)という白色の綿入平絹を差し込み、沓底には沓敷を貼り、皇族と勅任官の浅沓は有紋白綾、奏任官は白平絹の沓敷を貼るといった様に、実は奥深かったりも。
しっかり位分けされているんですね。
こうした事も知っていると知らないとでは大違いで、なんでもかんでも見てくれで済まされてしまう事が多い現在では、教えてくれる人も少ないのかもしれませんね。
などと思い出しながらいつもの様にお礼を述べ、いつもの様に御御籤を。
今月の教え
「一生は山路と思うべし 平地は少し、峠たくさん」
まさにその通りだなと。
峠をたくさん越えて足腰を鍛えねば。
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人形師・甲冑師 十七代目 人形の秀月