こんにちは、人形の秀月 十七代目です。
岐阜県本巣市のA様より、お礼の嬉しいメールをいただきました。

12月に岐阜県本巣市のA様より、大阪府柏原市にお住まいの可愛いお孫さんへと、秀月オリジナルの高級三段飾りのお雛様をお選びいただいたお雛様ですが、そのA様より嬉しいお礼のメールをいただきました。
もともとお電話にて早々に「秀月さんのお人形が良くて買わせていただきたいので・・・」といただいており、遠路遥々岐阜県よりお越しくださったA様。

お選びいただいたお飾りは、間口90cmの三段飾りのお雛様で、上品さと高級感を出す為にあえて毛氈飾りとし、木製の段を使用しない分お人形に贅を掛けられ良くできますので、基本的な段飾りの昔ながらのやり方で、バランスの取れたお飾りとなっており、いわゆる見栄えのする豪華なお飾りとして、大変喜ばれております。
衣裳は、高級金襴をふんだんに使用した金重ねとなっており、見るからに豪華な仕上げで美しく豪華なお雛様。
しかし、ギラギラとした押しの強いものではなく、落ち着いた上品な仕上がりになっているのが高級金襴の証。

より美しく豪華に魅せるには通常の赤い毛氈では物足りませんので、あえて厚手の毛氈で色はエンジを使用するのも秀月流(我流)です。
確かに赤い毛氈も綺麗ですが、深みのある落ち着いたエンジを使用する事で、金重ねの衣裳がより一層豪華に引き立ち、高級感もワンランク上がってきますので。
これは、全てのお雛様が同じという事ではなく、それぞれの衣裳や雰囲気に合わせ毛氈の厚さや色も使い分け、それぞれのお飾りを仕上げていくのも本来の老舗専門店のプロの技です。

三人官女も同じく高級金襴を使用した金重ねで、五人揃う事で初めて絢爛豪華という言葉が合う立派なお飾りとなります。
お顔も、男雛と女雛は若々しくも少しキリっとした表情でいかにも殿と姫という風格を持たせてありますが、三人官女は少し丸みも持たせ優しい表情で、二人の身の回りのお世話する役目を担う三人の女性として、殿と姫よりも目立つことなく使える身分という雰囲気になる様にと仕上げられております。
実は三人官女は、皇后陛下のそばに仕えることを許された官女の中でも位の高い女性たちであり、皇后陛下にとっては、ときに親や姉のように支えてくれたかけがえのない頼れる存在という事も、現在ではあまり知られていないかもしれませんね。
ちなみに、三人官女の真ん中の女性は既婚者ですので、眉を剃り(引眉)でお歯黒(現在はお歯黒まではしているのは少なくなります)というと驚かれます。
その彼女が手に持つ物は関東風では三方(さんぽう)といい、お酒を注ぐ盃(さかずき)を乗せる台を持たせ、京風では島台(しまだい)と呼ばれるご祝儀用のお飾りを持たせます。

こちらは、三人官女がお出掛け中に撮らせていただいたのですが、お酒を注ぐための長柄(ながえ)と提子(ひさげ)といって、お酒を入れておく鍋のような道具と噂の島台(しまだい)です。
といった絢爛豪華なお雛様ですが、大阪のお孫さんの所へお送りし、先日御祖父母様にあたるA様よりお礼のメールが。
『ありがとうございました。雛人形さっそく飾った様です。さすが秀月のお雛様見応えがあります』
とてもありがたいお言葉です。
お雛様と言うと(五月人形を含む)、基本的には女性側(お嫁さん側)のお家がご用意する物です。
これは今も昔も変わりません。
よくネットや雑誌等では様々な意見が書かれている様ですが、基本を知らずして語るのは大きな間違いで、それを言った書いた人物が、どこの誰か分からない(匿名を含む)ものであるばあるほど、無責任な発言で責任はとってくれませんので一概に鵜呑みにするのは危険です。
基本は女性側(お嫁さん側)であり、それを承知の上で本人同士ではなく、必ずご両家で相談のうえで決めになる事です。
そうした事から、女性側(お嫁さん側)から贈られるものですから、贈られてお飾りし初節句のお祝いとなれば、もちろん男性側の御両親様もご覧になる訳ですので、その時、先方の御両親様等がご覧になられた時にどう思われるかも大切という事をお忘れなきように。
また後日詳しく書きますが、ご自分達だけの問題ではありませんので。
A様この度は、秀月オリジナルのお雛様をお選びいただき、誠にありがとうございました。
旦那様方のご家族にも胸を張ってご覧いただける、絢爛豪華な秀月のお雛様ですので、楽しい初節句をお祝いくださいね。
ご丁寧に嬉しいメール、ありがとうございました。
こちらのお飾りの詳細は、岐阜県本巣市のA様は大阪にお住いの可愛いお孫さんに秀月オリジナルの高級三段飾りのお雛様をご覧ください。
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