こんにちは、人形の秀月 十七代目です。
秀月オリジナル お名前立札(木札) オルゴール付の検品・捺印・仕上げです。

多くのお客様にご好評いただいております、秀月オリジナル お名前立札(木札) オルゴール付ですが、最終的な検品・捺印・仕上げ・箱詰め行います。
全てひとつひとつ筆耕さんによる手書きですので、印刷とは違い「あじ」があり、不思議と見ていても飽きないんですね。
それどころか、「こうやって書くんだ」と勉強になる事ばかりで。
パソコン等にある筆文字とは異なり、手書きの生きた文字ですので生命感もある訳です。
「美しい文字」という標語がありますが、その通りだなと。
現代では、刺繍やレーザー等のハイテク技術もありますが、いくら精度が良くなっても手書きの美しさやあじ、生きた文字には敵わないと私は思います。
一筆の中に「とめ・はね・はらい」さらに強弱であったり、木と墨と筆の感触を指先で感じながら筆圧などを調整し、様々な要素がバランスよく整い始めて美しい文字となりますので。
これは、紙に書くのとは少し異なる感触。
しして、検品が終わったら余白を見て適切な場所に私が一つずつ落款を押していくのですが、この落款の赤も普通の鮮やかな赤ではなく、印泥(いんでい)に近い、深みがあって渋い赤を使用し、板面を引き締めていきます。
これは、書や水墨画等をされている方であればお分かりになるかと。
実は、こうしたところにもこだわりを持たせているんですね。
こうして完成する秀月オリジナル お名前立札(木札) オルゴール付ですが、十七代目 人形の秀月でセットをお求めいただいたお客様には、サービスでお付けしております(一部除外品もございます)。
また秀月オリジナル お名前立札(木札) オルゴール付のみでもお求めいただけますので、詳しくは秀月オリジナル お名前立札(木札) オルゴール付のご案内をご覧ください。
実は簡単なようで難しい落款押しも、私の大切な仕事です。
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