こんにちは、人形の秀月 十七代目です。
秀月オリジナルの可愛いケース入り木目込み人形のご案内です。
先日は白いお着物の子で可愛いケース入り木目込み人形をご案内させていただきましたが、今回は紫と赤のお着物の木目込み人形です。
透明度の高い高級アクリルケースの大きさは、間口27cm 奥行27cm 高さ27cmの真四角。
コンパクトであっても高級感は損なう事の無い様にしてありますので、高品質な木目込み人形の立雛に高級アクリルケースを使用したお飾りへと仕上げてあります。
お顔は、小さな木目込み人形にありがりな目だけのお顔ではなく、小さくともしっかりと目・鼻・口があり、もっと細かく言うとまつ毛から髪の毛の生え際まで、しっかりと丁寧に筆を入れてありますので、実物をご覧いただくとその丁寧な仕事がお分かりいただけます。
髪型は、平安時代の貴族や日本古来の女性が用いていた優しいく見える割毛(わりげ)とし、可愛らしくも優し気な表情で、実物をご覧いただくと思わず目がほころんでしまいますね。
ケース台は光沢ある白木風の塗りに、更にその上に黒塗りの艶消し丸台を置き、両側には可愛らしい紅梅白梅で、光沢ある金盃には縮緬細工の紅梅白梅が入りおめでたく。
可愛らしい木目込み人形ですので、可愛らしいシルエットになる様にと少し丸みを持たせ、お着物は高級縮緬を使用し殿と姫の両袖と殿の胸には、お祝いの松竹梅の刺繍が施されております。
その面積に合った松竹梅を刺繍してありますので、総柄ではなくその部分の為だけに刺繍されているというのも、贅沢で高品質な証ですね。
これだけ小さく密度の高い刺繍となると、大変難しくなりますので。
ご覧いただくと、写真が小さくて分かりにくいかもしれませんが、小さくともしっかりと表情が出ていて可愛らしいんです。
姫も、小さいながらもきちんとお化粧を施してありますので、優しく微笑んでいるのがお分かりいただけるかと思います。
あえてふっくらとしたお顔にしてあるもの、より幸多きお雛様になる様にと。
こうご覧いただいているだけでなんだかホッとするというか、安心したお気持ちになると思いますし、なによりもずっとご覧になっていても飽きがこないと思います。
少し俯瞰(ふかん)気味にご覧いただくとこの様に。
お人形とお道具類、目に入る黒い部分の空間とのバランスが重要で、余白を生かすことでよりお人形を引き立てていき、更に高級感が増す様にとバランスを取ってあります。
ケースは被せ式ですので上から被せる訳ですが、ケースの背景は薄い透かしの白に雲母を入れ、さらには写真の様にお子様とそのお家をお守りする様にと『龍神様』を配してあります。
ただ優しく可愛らしいだけではなく、しっかりと可愛いお子様とお家をお守りする様にと強さも必要ですので。
こうして、ケース自体にも手間を掛け高級仕様となっている、秀月オリジナルのケース入り木目込み人形となります。
ただ小さいだけでなく、ただ可愛らしいだけでもなく、しっかりと意味を持たせ創りには妥協しないこと。
仕上げている私も楽しくてたまりませんね。
こちらの子には特注の秀月純金シールをお付けしておりますので。
こちらの秀月オリジナルのケース入りの木目込み人形は人形の秀月 オンラインストアでのお取り扱いは無く、ショールームでのご案内となり限定品となりますので、金額等のお問い合わせはこちらよりお願いいたします。
十七代目 人形の秀月は皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
伝えたい日本の心 美しい伝統
人形師 甲冑師 十七代目 人形の秀月