こんにちは、磐田市の人形の秀月 十七代目です。
名前旗のお問い合わせも非常に多くなってまいりました。
なんでも「ネットやお店を見てもどこもみんな同じ様な名前旗ばかりなんです。値段の違いはありますがどれも同じ様なものばかりで。秀月さんは他とは違う名前旗とかってありますか?」といった具合です。
当店では以前から変わらず、ご好評いただいておりますのは高級押絵名前旗飾り(刺繍)『梅ごよみ』
量販店やネット販売等で見かける何処にでもある様な名前旗飾りとはひと味違い、押絵と刺繍の2技法を施した豪華な仕立てとなっております。
いわゆる、量販店やネット販売等には流通させない(扱えない)店頭販売のみのオリジナルモデル。
大きさは2種類ご用意いたしております。
中・・・(旗の大きさ)幅14cm 高さ41.5cm (組立時)巾18.5cm×高さ55cm
小・・・(旗の大きさ)幅12cm 高さ32cm (組立時)巾16cm×高さ42cm
(茶塗り木製飾り台・化粧箱入り)
もちろん日本製。
写真だと分かりにくいのですが、目の覚める様な美しい赤の金襴生地には雲立涌文様が織り込まれております。
この立涌とは、蒸気の立ち昇るさまを表現したものとされ、湾曲した曲線のつながりで湾曲し膨らんだ部分に様々な意匠を入れ多くの立涌文様が作られました。
雲立涌文様は蒸気の立ち昇るさまを表現したものとされ、湾曲した曲線のつながりで湾曲し膨らんだ部分に様々な雲を入れ、雲がわき起こる様子を象っためでたい文様で、関白の袍(束帯の上着)や親王の袴などに用いられた高貴な文様です。
現代でもよく見受けられるもので、今日の男子皇族の指貫(衣冠に用いる太いズボン)はこの文様が用いられています。
そして蒸気の立ち昇りは吉祥であり縁起の良いものとされており、柄は慶事の象徴とされる松と梅をあしらった縁起の良い絵柄で日本古来からある麻の葉柄を上下に配し伝統美を表現いたしました。
縁起の良い吉祥文様の雲立涌文様と日本の伝統柄の組み合わせで、どこか可愛らしさも感じますね。
お名前はより同じ刺繡でも密度を高くし立体的で美しい仕上がりとし、繊細で高級感のある仕上げとなっております。
昨今の名前旗ブームで様々なお店やネットショップで見かける様になりましたが、右を見ても左を見ても同じ様な物が僅かな値段の違いで販売されていますね。
そうした価格競争や流行に左右されず、他所には無く大々的に表には出ていない特別な名前旗飾りという価値をお探しのお客様にと。
高品質かつ高級感を兼ね備えたオリジナルの高級押絵名前旗飾り(刺繍)『梅ごよみ』
ショールームで実物をご覧いただけますので、その質の違いと可愛らしさを見比べていただければと思います。
インターネットが普及したおかげで何でも何処ででも簡単に手に入る便利な世の中ですが、そこに行かなければ手に入らない希少性や価値というものが見直されています。
オリジナル高級押絵名前旗飾り(刺繍)『梅ごよみ』は、よくあるデザイン重視の単に可愛いだけの名前旗でなく、きちんと意味のあるおめでたいお祝いのお品物としてお飾りできる逸品です。
尚、お仕立てに2週間ほどお時間をいただきますので余裕をもってご注文下さい。
ご注文につきましては
高級押絵名前旗飾り(刺繍)『梅ごよみ』につきましては、ショールームもしくはこちらよりご注文承っております。
十七代目 人形の秀月は皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
伝えたい日本の心 美しい伝統
人形師 甲冑師 十七代目 人形の秀月