浜松市浜名区のH様は秀月オリジナルの上品に美しい豪華な立雛

こんにちは、人形の秀月 十七代目です。

浜松市浜名区のH様より、秀月オリジナルの上品に美しい豪華な立雛をお選びいただきました。

H様は昨年、浜松市浜名区のH様は秀月の高級羽子板飾りをお選びいただいており、それ以前からも秀月でお選びいただいている上得意様です。

本当にありがたい事です。

H様は、浜松市浜名区貴布祢で創業80年を超える老舗のうどん・蕎麦の『勇志屋』様の大将。

さすが老舗の大将だけあり、きっぷのよさも抜群で皆さんを引き連れてご来店下さいました。

声も大きく、場が一気に明るくなりますね。

「失礼ながら一応いろいろ見たけど、やっぱり秀月さんが一番いい。特に顔が綺麗。衣裳も抜群。間違いない」とおっしゃっていただき、本当にありがたい事です。

お選びいただいた立雛は、大将も一目ぼれされ、皆さんもご納得で「よし!これください」と、早いこと。

殿は白で姫は赤と、昔ながらのお雛様らしいお雛様という事と、紅白でおめでたい意味も踏まえ仕上げたお飾りです。

殿は白地のお衣裳ですので、パッとお顔が明るくなり、姫は赤地でポッと両頬がほんのり赤くなり、清々しくも凛とした姿の二人です。

この時の立ち位置や立たせ方、お顔の向きにもコツがあり、より自然に姿勢の良い立ち姿。

お衣裳の柄は・・・

殿は、おめでたくも縁起の良い美しい鶴で豪華に。

姫は、朗らかな春を予感させる優しい桜の刺繍。

そして、着せ付けをあえて大振りにしてありますので、より豪華に美しく見栄えのする様にと仕上げられております。

お顔も極上仕上げの秀月のお顔ですので

殿は凛々しく美しいお顔。

姫は優しく上品なお顔。

二人とも流行に左右される事のない、少しふくよかな幸多き上品なお顔で、お衣裳に合わせお化粧にひと手間施し、全体の雰囲気を整え創り出しております。

ご来店されるお客様で「秀月さんへ来る前に〇〇っていう人形屋へ行って来たんですが、みんな顔が傾いてたり、首が長くなってたち、短く引っ込んでいる様なのが多いんです。だから秀月さんへ来て、とても綺麗で初めてこれがお雛様なんだって感動しました」とおっしゃるお客様が少なくないんです。

私は他店へ偵察へ行くような事はしませんので分かりませんが、それが本当であればお雛様も可哀想ですね。。。それがその店のやり方かもしれませんが、私にはその様なやり方はとてもできません。

ただ売るだけの所ですと、お人形はあくまで商品という物である為、私たちの様に作り手がどの様な気持ちで創っているかは関係無いので、何処の誰が作ったか分からない安価な物や値引き等でお人形自体の価値を下げ職人の価値をも下げてしまうんですね。。。

さて、こうしてお選びいただいたお雛様ですが、お飾り台はナチュラルな木目調で、これが白木ですと焼けて変色してしまいますのであえてウッディな色を入れ、二人を引き立てる屏風は、本金箔に金彩の枝垂桜が美しく、シンプルではありますが上品に二人を引き立て、美しいお飾りへと仕上げられております。

灯りも二人の邪魔をしない様にと小型ですが、可愛らしい桜色のホヤに満開の桜が描かれポッと優しく照らします。

そしてH様は、秀月オリジナル お名前立札(木札) オルゴール付も選ばれ、お届けお飾りさせていただきました。

女将から「ここの床の間に飾ろうと思うんだけど・・・どう?」と言われましたので、ちょうど隣の部屋に神棚があるのが見えましたので「神棚は東か南を向きますので、こちらの床の間も南向きで抜群です。窓からも離れているので直射日光でお衣裳が焼けてしまう事もありませんので最適ですよ」と。

御商売をされていますので、神棚や方角、暦も大事にされていますので。

お飾りしている最中にちょうど若奥様とお子さんがいらして、「凄い!凄い!!綺麗!!!」と大変喜ばれていました。

大将も鼻が高いなと、私も嬉しくなってしまいましたね。

個人的に別の日に、うどんをいただきにお邪魔したのですが、みなさん目が生きててシャキッとして、無駄な動きも無く久々に「これだよなぁ・・・」と思ってしまいました。

いただいたのは好物の「ざるうどん」ですが、美味しい。。。

大将から「他と比べてみてよ」と、他を否定しない懐の深さに感動しましたが、納得です。

H様(勇志屋)様この度も、秀月のお雛様をお選びいただき誠にありがとございました。

どうぞ皆さんで、楽しい初節句をお祝いくださいね。

私もこれから、コッソリ足繁く通わせていただきますので。

若旦那はプロの津軽三味線奏者ですので、こちらも凄いですよ。

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