横浜市青葉区のY様は陣屋提灯の修理

こんにちは、人形の秀月 十七代目です。

横浜市青葉区のY様より、陣屋提灯の修理を承りました。

Y様は、ホームページ内の人形の修理・リメイクをご覧になりお問い合わせをいただきました。

こちらには過去の事例も掲載されております。

37年前の陣屋提灯という事で、火袋が破れてしまっております。

なるべく修理代は抑えたいので、使える金具は再利用し、火袋のみを新たに制作する事に。

この場合、上下の金の口輪に径が合うか合わないかという事もありますので、必ずお預かりして確認が必要となります。

こうした事からホームページにも記載してありますが、大きさ等の様々ですので安直に「だいだいでいいので金額を教えてください」というご質問は、お答えできかねます事ご了承ください。

Y様の陣屋提灯には火袋に御家紋が描かれておりますが、この御家紋も手描きや印刷でも金額は変わってきます。(特殊家紋・特殊文字は別途ご相談)

御家紋の色は、黒・赤・青・薄墨にもでき、印刷の場合のみ金色も可能となります。

こだわる方は、手書きの御家紋を御希望されますが、もちろん手書きとなると「あじ」のもになりますが、金額も変わってきますので要御相談となります。

Y様の場合は、上下の口輪も金具も房も全て再利用し修理する事に。

そして修理完了した陣屋提灯がこちら。

新品同様に綺麗に仕上がりました。

弊社では、こうした陣屋提灯や雪洞・燭台等につきましても伝統的工芸品を制作する熟練の職人が行いますのでご安心いただけます。

陣屋提灯も雪洞も同じですが、破れてしまった壊れてしまったと言っても一個ではなく、両方(1対)の修理をお勧めいたします。

片方ばかりが新品の様に綺麗になり、片方が古いままですと違和感がありますので、基本皆さん1対で修理をされますね。

こうして陣屋提灯や雪洞も手掛けるという事は、神社仏閣やお祭り用の提灯等の制作・修理も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

Y様この度は、誠にありがとうございました。

また何かお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

人形の修理・リメイクにつきましては、こちらより詳しくご覧ください。

画像・文章等無断転載禁止

伝えたい日本の心 美しい伝統
人形師 甲冑師 十七代目 人形の秀月

目次