内閣総理大臣特別賞受賞作品 前田利家公之鎧

こんにちは、人形の秀月 十七代目です。

県外のお客様で、前田利家公の鎧を検討しているのでご覧になりたいという声にお応えして。

非常に珍しい、こちらの前田利家公の鎧ですが、前田育徳会所蔵 前田利家所用伊豫胴丸。

利家公の象徴ともいえる特徴的な熨斗烏帽子形兜は、利家公独特のもので、金沢箔でも有名な本金箔押しが施されております。

この兜鉢自体を制作するにも、いくら電子化や機械化されたといっても、手仕事で熟練の職人の技術が求められる『ヘラ絞り』の技術を使用した逸品。

よって非常に完成度の高い兜ですが、制作も難しい事と高価である為に、なかなか目にする機会が無いかもしれませんね。

扱えるお店も限られてきますので。

小札は、厚手の厚金伊予小札を使用し、通常ですと縅(おどし)と言って沢山編み込まれていますが、鉄砲の時代にもなりますので、より鉄板の部分も多くなり、その鉄板を繋ぎ合わせる為にも必要最小限かつ、上質な縅糸と太さ、配色や縅方により、より上品に美しく重厚感が増す様にと仕上げられている、見た目にも美しい黄金の鎧となります。

その美しさと完成度の高さから

第二十四回 全国新作人形コンクールにて内閣総理大臣 特別賞を受賞した逸品。

その利家公の鎧が、さらに引き立ち美しく映え、お飾り自体の完成度も高くなる様にと、秀月オリジナルのお飾りへと仕上げられております。

本装屏風に金箔が貼られ、金彩にて美しい鳳凰が描かれております。

屏風の木枠にも金の金具を使用し、より高級感を持たせ、縁も二重縁としてありますので、屏風だけでもインテリアとしてお飾りできるほどの仕上がりです。

ご覧頂きやすい様に色を若干変えますが、この角度からご覧いただくと飛び立つ鳳凰が。

こちらからご覧いただくと舞う鳳凰が。

細かい所ですが、お袖に使用されてる金襴にも鳳凰が。

この鳳凰ですが、雄を鳳、雌を凰と呼ぶこともあり、幸福や繁栄を表す四瑞(しずい)「龍・亀・麒麟・鳳凰」の1つで、神話に登場する伝説の霊鳥で、幸福や繁栄の象徴とされ、あらゆる動物たちの頂点に君臨し、めでたい前兆や徳の高い君子の出現を象徴する瑞鳥、吉兆を知らせる霊獣とも言われております。

こうして仕上られた、秀月オリジナルの前田利家公の鎧飾りですが、徳川家康公や伊達政宗公の様に数多くではありませんが、その価値をお分かりいただける方や、熱烈なファンの方がお選びいただいております。

こちらのお飾りで大きさは
間口85cm 奥行65cm 高さ120cm
と思ったほど大きくはありません。

鎧は縦に背が高くなりますので、余計に背が高く見えるのかもしれませんが、あえて大きく映える様にもしてあります。

「鎧は怖い」とおっしゃる方も少なくはありませんが、完成度の高い鎧であればあるほど怖いと感じる様になりますね。

やはり、戦では全身を護る物であり、相手を威嚇するものでもありますので、逆に可愛らしかったら意味を成しません。

本当に良い物とは媚びる事はしませんので、最初は怖く感じても後々それが必ず美しく感じる様になりますので。

それが本物の美しさというものです。

鎧は、5000工程におよぶ作業を経て、はじめて完成し、それぞれ専門の熟練した職人が、一点一画に心をきざみ込む作業が続き、納得がゆくまで、何度となくやり直されます。

この妥協を許さぬ勇気が、丹念に丹念を重ね、手づくりから生まれる総合芸術のひとつであり、お節句ではその子のお守りとなる訳です。

完成度が低い物であれば、使用されている鉄板は薄く、バランスもとられておらず、単に繋ぎ合わせた様な物ですので安価ですが、ご覧になられても何も伝わってこない形だけのものでしょう。

だからといって流行りの可愛い系の鎧は・・・ご想像にお任せいたします。

それぞれひとつひとつの部品にも、全てに意味があり必要性があるから付いている物ですので、必要以上にキラキラとした装飾がなされた物は意味のない装飾ですので飽きがきてしまいますね。

こうした鎧・甲冑を制作する、甲冑師が制作する兜も同じで最のスタートが違いますので、量販店の物とはクオリティーが違う訳です。

加賀百万石の大大名として、武勇と共に名を馳せた美しい前田利家公の鎧飾り。

神々しくショールームにて展示してございます。

さらにこうしたお飾りを、より良く魅せる方法があるのですが・・・それは秀月にてお選びいただいたお客様のみに。

*類似品にはくれぐれもご注意ください。

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